幸せいっぱい病

仕事が終ってから 仕事場のとなりにあるスーパーに寄った。 傘を買おうと思ったのだ。 その前に書籍コーナーに行って立ち読みをした。パラパラとめくった雑学の本の中の 「しあわせいっぱい病」という記述に 興味を持った。 「幸せいっぱい病」というのは 文字通り、幸せで幸せでどうしようもなくなる病気らしい。 ああ、私ってなんてしあわせなのかしら? こんなにしあわせでいいのかしら? いいのよねーー。ららららら♪らん♪ って、異常にハイテンションになって周囲を困惑させるような病気らしい。 実はその人たちは、客観的に見て とても幸せとはいえない状況にある人が ほとんどだそうだ。 すなわち、たいしてしあわせでもないのに もしくは不幸のどん底なのに なぜかしら気分だけがしあわせでたまらない 状態に陥ってしまう病気だということだ。 へーーー。と感心しながら読んだ。 でもそれって、「幸せいっぱい病」 というよりは「おめでたい病」にした方がぴったりするような気もした。 おもしろそうなので 明日買おうと思った。 今日はパソコンの本を買った。 図書券が2枚しかなかったのだ。 それから 特価で158円牛乳ときのこのしぐれ煮と 半額になったいか天とアルミホイルと ぶどうジュ-スと88円コーナーの コンパクトとコームを買って、機嫌よく帰った。 車に乗って最初の信号にさしかかった時に 雨が降り出して かんじんの傘を買い忘れたのに気がついたのだった。

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